え、まだ「作曲家オタク」になってないの?
ちょっと今回はいい曲語りじゃなくて、少し路線を変えたブログを書いてみようと思います。
この間とある音楽好きのフォロワーさんとご飯に行って色々会話を弾ませたんですけど、そこでひとつ話題として上がったのが、
「作曲家オタクってニッチな存在だよね」
って話だったんですね。それはそうといえばそれまでなんですけど。そうは言っても数年前に比べたら、オタクの作曲家に対する注目度ってものすごく高まったと思うんですよね。昔自分が違う趣味垢を持ってた頃、なかなか作曲家について話しても高まってくれるような人ってなかなか周りにいなかったような気がするんですけど、今となっては作曲家夜話だのアニソン派だの、クリエイターが主催するイベントが成立するレベルにまで注目度が上がってきたってこれ、めちゃくちゃ画期的なことじゃないかと思うんですよ。なんですけど。まだまだこの界隈って狭い世界で、すごく深掘りしてるような人ってなると結局フォロワーのフォロワーくらいに限定されっちゃってるような気がしてて、まだまだ異質な存在なことに変わりはないんだなぁなんて思ったりするわけなんですよね。
で、で、で、!! 僕はこの「作曲家オタク」っていう存在をもっとメジャーにしたいわけなんですよ。そこでね。実際作曲家オタクになって良かったと思ったこととか個人的にメリットだと思うこととかまとめてみようと思いまして。こういう記事、今までありそうでなかったんじゃない?多分僕らにとって作曲家で音楽を追うって当たり前のことすぎて今更記事にするまでもなかっただろうし。今回はまだ作曲家オタクじゃない人にその魅力を伝えたいわけです。「裏方で音楽を見る」って実はメリットしかないんですよ、、、ってことをね。
①単純に色々な音楽に触れられる。
ほんとに単純すぎる話ではあるんですけど。例えば好きなアーティストでとりわけ刺さる曲があった時に、その作曲者を調べて、その人が他にどんなアーティストのどんな曲を書いてるのか、って調べれば全然違うアーティストの界隈にいくつも飛べるわけです。そこでまた違う人の刺さった曲について...ってやっていれば無限に飛べる。まじめな話これをやるかやらないかで世界は全然変わります。
だったら好きなアーティストと似た人を探すのでもいいんじゃない?って思う人もいるのかもしれませんが。作曲家オタクのいいところはジャンルを超えられるってことなんですよ。普通のJ-POPだろうがアニソンだろうがアイドルだろうがボカロだろうが、作曲家を掘っていくと思わぬ場所にだって飛べます。音楽は宇宙なので。
知ってる曲を増やせるだけじゃなくて、「この曲のこのメロディがいい!」とか「このギターの音が好き!」とかそういう感想を持てるって楽しくない?こういう楽しみ方をしてたらどんどん抜け出せなくなったのが中の人です。。。
②シンガーのことももっと好きになれる。
え、作曲家が好きなら歌ってる人のことなんかどうでもいいんじゃないの...?なんて思われるのかもしれないんですけど。実はそんなことないんですよね。何でかっていうと作曲家中心になると音楽の聴き方って必然的にメロディやアレンジを意識するようになるんですけど、アレンジの中にはボーカルとの親和性もちゃんと意識下に入ってるので。そうしてるとちゃんとシンガーを実力で評価するっていうことができるわけです。「ミュージシャンの顔ファン」ってよく賛否両論あると思うんですけど、個人的にはミュージシャンである以上は音楽で勝負している人たちだってことだし、それを顔で評価しようだなんて言語道断だと思ってるんですね。アーティスト「だけ」をみてるとどうしてもそういう上辺だけの評価になってしまいがちだなって思うところがあるんです。作曲家やスタジオミュージシャンを見るっていうのはあるアーティストをそれを作り上げるチームとして見るっていうことでもあるわけです。実力のあるミュージシャンがいてそれを支えるクリエイターがいる。「この人はこんなレベルの高いことをやってる、すごい!」っていうのを肌で感じられればもっとアーティストを好きになると思うんですよ。というか、そういう見方にどんどんシフトしていってほしいですね。
③迷惑行為をしなくなる。
最近、家虎だのMIXだのっていう行為がライブ会場で厄介化してることが社会問題になってますが...。あれが何で叩かれるかっていえば根本的な原因は曲の雰囲気をぶち壊してるからじゃないですか。でまあなんでそんな曲の雰囲気をぶち壊すことを平気でしてくるかって言えばちゃんと音楽を聴くっていうことをしないからなんですよ。で、その「ちゃんと音楽を聴く」っていうことのひとつが裏方を知るってことじゃないかな。作曲家を気にしてると曲を聴くうえで作曲者の意図を汲もうって必然的になるので、空気に合わないコールとか減ってライブもいいことづくめじゃないかと思うのですが...。
あとあれですね。一部のライブ参加者って「自分はあくまで聴き手」っていう認識が欠けてる気がしますね。前に演奏をちゃんと聴きたいのに間奏で騒がれるっていうツイートが物議を醸してましたが、作曲家・演奏家へのリスペクトってこういうところでもすごく大事じゃないかと思うところがあります。個人が他人に迷惑をかけない範囲でライブを楽しむっていうところでも、作曲家オタクという在り方はひとつ大きいものじゃないかと。
......なんかすごい所々脱線してない???まあいっか。。。
アニソンに限らず日本の音楽ってすごく種類が豊富で個性が強いのがいっぱいあるので、それを形作ってる作曲家や演奏家のことを何も知らずに聴くのはめちゃくちゃ"人生"損してると思います。うん。作曲家オタクって「音楽を聴く」っていうことに対して逆張りを極めた集団だと思うんですけど、そもそも順張りで居続けるだけで満足できる?って思うんですね。人生は逆張り(パワーワード)
楽曲派の皆様方からしたら今更何だって内容だったと思うんですけど、純粋にこの価値観を共有できる人もっと増えてくれって常日頃思っておりますゆえ...。もし今まで作曲家とか気にしたことなくてそれでこの記事読んでくれてる方がいたら好きな曲の作曲家調べてその作曲家を推してみましょう、、、世界が変わります、、、目指せ1億総楽曲派社会()
終わり!クソつまんない文ばっかの記事を書いてすいませんでした、、、次はもっと面白い内容の記事が書けるように努力したいと思います...。