リーティアの隙あらば音楽語り

サブカル系音楽を中心に自分が気に入ったものを布教するだけのブログです

在宅で退屈なあなたへ、今こそ違うジャンルを開拓しませんか?

今月3回しか更新しなかった無能が通りますよ、と。

 

いやほんとすいません...あんまりいい感じのネタがなかったもので...←探せよ!

皆さんコロナとかいうやつのせいで楽しみにしてたイベントが潰れただのなんだので退屈している方いっぱいいらっしゃる頃なんだろうと(クソダジャレ)思うんですけど、家にいるから娯楽がない?そんなことはないんじゃないかと思いますね。先日、といってももう2週間近く前ですけど興味深いツイートを見かけまして、

......これ、音楽にも同じこと言えるんじゃない?

よく言うじゃないですか、「最近の若者は音楽聴かない」だの何だの。まあ僕は実際全くもってそうは思ってないですけど。普通に街に出れば若い人たちは音楽聴いてますよ?ただまあ、間違いなく言えることがあるとすれば、「聴く音楽がマンネリ化してる」っていうのは間違いなくそうなような気がしますね。最近のヒットチャート見ればやれKing Gnuだやれ髭男だって。もちろん彼らの音楽性がずば抜けていて素晴らしいのは言うまでもないんですけど、それはちゃんと「能動的に音楽を聴く」という行為を個々がやったうえでの結果なのか?と言われると首を傾げてしまうんです。何となく流行ってるから聴いてる、自分では開拓しない、そんなスタンスが現状を見てると見え隠れしてるなって感じることがあるんですよね。

そんな今だからこそ問い直したい。自分から音楽に会いに行きませんか?とね。

いや、元々このブログの理念はそこにあるんですが。幸い今の世の中はサブスクのおかげで家にいても何千万という数の音楽が聴き放題。チャンスだと思いませんか?俺は思うよ?というわけで、新しい音楽を開拓するメリットを少し話そうかな。。。

 

★好きは多い方が楽しい。

「自分は好きなアーティストがいるからそれしか聴かない」って人へ。普通にそれもったいないよ?普段聴かない音楽を聴いてみることによる新しい発見とか、今まで好きなものとの共通点を探ってみるとか、新しい音楽と触れ合うことの楽しみ方っていっぱいあります。趣味だってやっぱりたくさんある方が楽しいじゃないですか。それと同じことです。やっぱり音楽も、知ってれば知ってるほど、聴くにしてもやるにしても楽しいんですよ。

 

★今ある「好き」にもっと強い根拠を持たせられる。

個人的な考えですけど、より「好き」を深めるためには比較が必要不可欠だと思っていて。いくら自分が今好きなもの「だけ」聴いててもそこに説得力は生まれてこないんですよ。最初に共通点を探ってみるって言いましたけど、ここでは相違点ですね。この比較をすることで、自分が今好きなものが、具体的にどういった点で好きなのかとか、そういうことが自分の中で明確にすることができるんじゃないかと思うんですね。人に布教をする上でも、魅力を具体的に説明できた方がその人がはまってくれる可能性も上がるでしょうからね。

 

 

以上、新しい音楽を開拓するメリットをかる~くお話させていただきました。

というわけで、ここからはお待ちかね、スーパー布教タイムで~~~す。(待ってない)

 

ここ最近、僕がどんな音楽を掘っていたのか?というと、主に同人系の音楽を掘っておりました。前にお話したKawaii Future BassとかVTuberとかとはまた違う系統のやつです。それがめちゃくちゃよくて。先日のM3をきっかけに知ったアーティストとかもいて、ぜひ布教したいと思ったのでこの場を借りてやります、、、

 

 

Endorfin.

最初に紹介したいのがこちらのEndorfin.(エンドルフィン)です。ボーカルの藍月なくるさんとコンポーザーのsky_deltaさんの2人で構成されてるユニットで、CHUNITHMなどの音ゲーへの楽曲提供でも知られてます。sky_deltaさんは本来はゴリゴリのエレクトロサウンドが定評のトラックメイカーですが、こちらでは爽快なポップスを多く作っていて、なくるさんの透き通った歌声とマッチしていて聴いていてすごく心地がいいです。最初に貼り付けた曲は1stアルバムのリード曲でアルバム名にもなっている「Horizon Note」。歌詞、アレンジどこを取っても非常に作りこまれていてとても完成度が高いです。(小学生でもそれくらいは言える?)

藍月なくるさんはソロでも精力的に活動されている他、sky_deltaさんはWake Up, Girls!のキャラソンときめきアイドルProjectへの楽曲提供などアニソン方面の活動もされているのでそちらもぜひチェックを!

Jewelry days

Jewelry days

  • provided courtesy of iTunes
ドラマチックを君と

ドラマチックを君と

  • provided courtesy of iTunes

 

 

Limonene(リモネン)

次に紹介するこちらのユニットはボーカルの月島春果さんとコンポーザーの沙野カモメ(kamome sano)さんからなります。サノカモメさんは渋谷系チックな作風を得意としており、このユニットでもそれが存分に生かされています。今回紹介するのがこちらの「ついに二人きり」という曲なんですけど、半音を生かしたエモなコード進行だったり、弾むようなリズミカルなピアノ、全編通して暴れ回るウォーキングベースだったり、どこを取っても美味しい曲です。人気の同人音楽となるとどうしてもエレクトロ系統が多い中でこういった路線のアーティストはすごく面白いなって個人的には思います。

サノカモメさんは個人の活動では音楽レーベルMEGAREXへの楽曲提供などもしていて、エレクトロと渋谷系を掛け合わせたような他のクリエイターと一線を画したさくふうが魅力的です。

lovesick (feat. ぷにぷに電機)

lovesick (feat. ぷにぷに電機)

  • kamome sano
  • ダンス
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

Feryquitous

 FeryquitousさんはリズムゲームDeemoへの楽曲提供などで知られているコンポーザーで、その作風はクラシカル、ドラムンベース民族音楽風など非常にマルチな才能を発揮しています。紹介した曲はボーカリストsennzaiさんのソロアルバムに書き下ろした「緋の青」という曲です。この曲1つ取っても雅楽であったりクラシック、ロックなど様々な角度からのアプローチがなされていて、その実力を窺い知ることができるんじゃないかと思います。sennzaiさんのハスキーながら芯のある歌声と高い表現力も曲の世界観をさらに引き立てています。

その他にもEndorfin.のボーカリストである藍月なくるさんをフィーチャリングした楽曲だったり、またEndorfin.と合作した曲などもあります。それが「sincuvate」という曲なんですが、Endorfin.のみの楽曲ではあまりない強いキックの音やクラシカルな雰囲気が感じられるのでおすすめです。

 

M2U

M2UさんはさっきのFeryquitousさん同様Deemoなどへの楽曲提供で知られる韓国出身のコンポーザーです。実は日本の同人音楽業界では韓国勢トラックメイカーの勢いがすごいんですよ。Kawaii Future Bassを牽引するNorさんやAireさん、Aiobahnさん、またFuture Coreで知られるZekkさんなど、相当数います。最初に紹介したい曲がこちらの「Myosotis」なんですが、とにかく凄まじい展開をしていく曲です。音ゲー曲ならではって感じですね。オペラのアリアのような美しいソプラノから始まり、ピアノとウィンドで徐々に盛り上げていってから間奏で怒涛のDubStepが入ってきます。普通の曲じゃこんなのまずないでしょう。ゲームミュージック好きにとってはこれ以上滾るものはないと言っても過言ではない傑作です。

続いて紹介したいのがピアノとアコースティックギターのみで奏でられるバラード「夜明けの歌」。ボーカルのダズビーさんも韓国の方です。普通に日本語うまいですが。

最小の音で奏でられるからこそダイレクトに伝わってくる歌詞の重み。「君は負けなかった 疲れただけ」という一節は何かに悩む人、何かと闘っている人の心の荷をそっと降ろしてくれます。ぜひ聴いてほしいな。ちなみにこちらもDeemoの楽曲です。

 

 

......壮大なタイトル詐欺では?

新ジャンル開拓のすすめみたいにやっておきながら結局趣味の押し付けになってすいません!!!ただまあ、同人音楽なんていうジャンルは絶対自分から会いに行かないと出会うことはないジャンルだろうし、そういった点では意味があったのかな?この界隈とかVTuberとかも2020年が始まったころには全然僕にとっては未開拓の分野でした。それがたった3ヶ月でイベントに参加してアルバムを買うくらいには片足突っ込んじゃってますからね。やっぱりそれだけ普段聞かないものを聴いてみるっていうのは面白いんですよ。

イベントの中止や延期をただ嘆いているだけじゃ何も生まれてこないです。当然ですが。家に籠らざるを得なくなった今だからこそ、サブスクで新しい音楽を開拓することを実践してみましょう!というのが今回の記事の趣旨でした。建前は。微々たるものとはいえライブ中止で苦境に立たされているアーティスト側の収益にもなりますし、本当にいいことずくめです。塵も積もればやまとなでしここれを読んだそこのあなた、明日から、いや今からいろいろ探ってみましょう、、絶対いい出会いがあります、それは保証しますので!もし良かったら今回紹介した界隈も探ってみてほしいな(チラッ)

 

 

 

いかがでしたでしょうか?(またか)

新しい音楽を掘るのは面白いということが分かりましたね!それでは今回の記事はここまでです。次回をお楽しみに!(クソブログ構文)